ペンティミ地区の真ん中、サンティ・メディチ教会に程近い場所、静かな路地に位置する。小さな扉から入ると居間があり、クルミ材でできたアンティークな食卓がある。その右側には台所として使用していた暖炉と、この家の主人Vitoの仕事場がある。籐職人であるVitoは椅子や籠、スポルティ(トマトやアーモンド、イチジクを乾燥させるのに使用されていた1m×50cmの籐でできた大きなトレイの一種)を作っていた。入口の反対側にはアルコーヴを利用したベッドルームがあり、分厚いマットレスが心地良い。食卓と同じクルミ材のアンティークな箪笥があり、手作りの柔らかい綿のリネンが入っている。ベッドルームの横にあるバスルームには使い勝手の良いシャワーがある。左側には古い梯子がかかり、もう一つのベッドルームがあるロフトに上がれる。ロフトは昔、子供部屋または小麦やリネン類、パンの保存場所として使用されていた。このトゥルッロは、ほぼ昔の姿のまま保存されており、いくつかの改良点を除いて大きな改修はしていない。