Quattordici storie
Rione Pentimi

U'Sart

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ペンティミ地区は、農家が営む質素な生活の価値を見直し、再現するのに最適な場所だ。単に昔のスタイルを真似るのではなく、家具から照明まで当時のものを使用することにより、1600年代から1800年代にかけてのオーセンティックな雰囲気を作り出している。トゥルッリは建築された当時の姿のままで、その所有者であった職人が使用していた家具や用具なども、そのままの場所に残されている。緻密で丁寧な修復作業は、長い間人の手が入っていない古いトゥルッリに新しい生命を与えた。古くても機能する暖炉、1600年代のオーク材を使ったテーブルやタンス、古い鉄のベッドフレーム、昔のリネン。これらは全て、そのトゥルッリで貧しく厳しい生活を送っていた住人の持ち物だ。そこには、暖炉の暖かい明かりの前で、パンとオリーブ、赤ワインを食しながら昔の話をする人々の姿が思い浮かばれる。 この程、熟練した職人による修復が完了し、長年に渡るプロジェクトの実現に至った。そこには、「あるものを使う」という昔の習慣が踏襲されている